12月の園だより

　気がつけばカレンダーも残り１枚。先日は、１１月だというのに雪が降ったり、かと思えば２０度近いポカポカ陽気の日があったり、また冬日に戻ったり。「今ってどんな季節だったかしら…？」と着るものに困ってしまう今日このごろ。地球もそろそろ本格的に怒り始めている…？なんてことを考えてしまう近頃の天気ですね。

　保育室では１２月の発表会に向けて練習も最終段階に入っています。先日の予行練習でちょっとここはこうしようか！と少し変更したり、子ども達も「ここはこうしてみたら？」なんてアイディアを出し合ってみたり、だんだん練習もガンバル！から、楽しい！に変わってきていて、あとは本番を待つばかり。本番では先生たちは影武者に徹しますので思いもかけないハプニングもあるかもしれませんが、そこも幼稚園らしさ(^^)ということで、あたたかく見守って頂けたらうれしいです。

　さて、発表会が終わると冬休みまでの幼稚園はとにかく楽しいことのオンパレード。本物のサンタさんがプレゼント片手に遊びに来てくれるクリスマス会。これは絶対誰がなんと言おうと本物です(^_-)サンタさんが現れたとたんにキラキラ☆輝く子ども達の目☆毎年ながらサンタさんの魅力には参りましたのm(_ _)m私たちなのです。そしてクリスマス会の後はお餅つき。これだって本物のサンタさんには負けない魅力満載の行事。何と言っても食いしん坊幼稚園ですから食べることにはいつだって本気！やる気！です。今年はいつものいそべ・あんこ・きなこ味に加え、三役さんのアイディアでごま味が加わります。どれが一番美味しいかな？なんて食べているうちに、きっと全部食べてしまう子続出かも！お土産を期待しておうちで待っているママさん、お土産無かったらごめんなさ～い！また年長さんはなんとお餅をつく体験もします。臼杵はもちろん子ども用ですが、それなりに重い杵。年少・中さんの時に見ていたお手伝いのパパさんがついていたのを思い出しつつ、「よいしょ～！」の掛け声とともについていきます。これがなかなか難しい！臼の中心に狙いを定めて杵をおろしたものの、角にガツン！！や、杵を振り上げた途端、重さにフラフラ～など。なかなかの職人芸だなと改めて感じます。また年少・中さんはつく作業は行いませんが、有志のパパさんがつく様子を間近で見ます。年中さんはもう知っている！とばかりに「よいしょ～！」と大きな声援を送りますが、年少さんは…。目は点、見事に口はあんぐり…。それもそのはず。応援の掛け声を忘れてしまうほどすごい迫力なんです。さらに役員さんがつき終わったお餅に味をつけている様子や豚汁を作るところも見学します。なので、さっき朝ごはんを食べたばかりというのに、子ども達のお腹はグーグー鳴りっぱなし、「お餅まだ～」の大合唱。そんなこんなで今から楽しみな子ども達と私たちです。

　さてさて行事が盛り沢山だった２学期も残りあとわずか。最近は遊びの時間もけん玉やこまなどがいつものおもちゃに加わり、一年の終わりとお正月が近づいているのを感じます。昔ながらのおもちゃは動きに予測がつかない所がおもしろい。今のおもちゃは遊び方が完成されていて広がりがないけれど、昔のものは完成されていない分、広がり方は自分次第。けん玉も少し前から世界中でブームになっているのも、そんな所が理由かもしれませんね。ではあと３週間程の２学期。お布団から「えいっ！」と気合を入れて起きて頂き、元気に来て下さいね！