幼稚園の特色

 

たんぽぽぐみだより2020年7月号

 

温泉ごっこ②

温泉作り1回目。この日は温泉1種類とロッカーと鍵を作ることになりました。「どうやって作る?みんなで作る?」と聞くと、「2グループに分かれて作る」とみんな。「どうやって分かれる?」と私「2人組でグーパーする」となりましたが、初めての試みに「ちゃんと分かれられるかな」と心配な私達をよそにすんなり分かれ、早速作業開始。

今までだったらアドバイスしていたことも、自分たちで考え動けるようになった姿に成長を感じました!

グループ①

まずは四角いダンボールの端を切った物を2つ用意、ガムテープでつなぎ合わせ、大きな浴槽づくり。つなぎ合わせたら大きさを再確認です。「これでよし!」と思ったところ「このままではお湯が下から漏れてしまう!」と気がついた子が。そこでゴミ袋を底につけ、塞ごうというアイディアがひらめきました。「いいね~!」と力を合わせるみんな。湯船の中には桜の花びら(画用紙を切ったもの)を入れて、浴槽の完成!

グループ②

ロッカーの土台はダンボール。組み立てながら、長く切ったガムテープに「あぁくっついちゃった!」と苦戦のみんな。ちゃんと開くようにしたいとの思いから、ダンボールとカッターを準備しました。使うときのルールもきちんと伝えると、みんな真剣な顔つきで聞いていました。危険なものだからこそ慎重に扱うみんな。「危ないから使っちゃダメ!」ではなく「こうやると怪我なく使えるよ」と伝えることで、逆に怪我なく上手に便利に使う事ができていましたよ。最初に包丁を使った時と同じ気持ちだったことと思います。ロッカーの鍵はダンボールに絵が得意な子が描き、手先が器用な子が切る、という役割分担も上手にしながら作り、ロッカーの完成です。

と、ここまで「やりたくな~い!」と言う子は一人もいなく、また、私たちの指示で動くのではなく、どの子も自分から仕事を探して作りすすめる姿を見て、自分ができること得意なこと・・・と言う気持ちに、「協力するってこのような姿のこと」と実感しました。
さてこのようの始まった温泉ごっこ。私達もどうなるかな? と楽しみながら今も作り勧めていますよ! さて、この続きは・・・乞うご期待!

 

大きな浴槽づくり

できた!

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