劇あそび　おおきなかぶ

誰もが知っているこのお話。たんぽぽぐみでも何度か読んでいるうち「うんとこしょ、どっこいしょ」というところを自然とみんなで言うようになってきました。「じゃあ、おじいさん役やってくれる人？」と誘ってみると、たくさん手が挙がります。それぞれやりたい役に手が挙がり、絵本を読みながら即席劇あそびの始まりです！中にはおじいさんらしく腰を曲げて歩く子がいたり「ニャー」と鳴きながら（ネコ役）出てくる子がいたり…自分なりに役作りをしています。

幼稚園におおきなかぶの人形劇セットがあったので、たんぽぽぐみの部屋に置いてみると「人形劇やろ～！」とみんな集まってきました。「先生！舞台作って！」「ねずみ役やってくれる人～！」「お客さんの席も作ろう！！」「チケット作らなきゃ」「席には番号のテープつけて！」と劇場の準備まで進み、「なにやってるの？」と他のクラスの子も集まってきました。

「ぼく絵本読むね。」と読み手を希望してきたSくん。お話も全部覚えていて読み方もとても上手。聞いてみると小学生のお兄ちゃんがお家で「おおきなかぶ」の音読の宿題をずっとやっていて、ずっと聞いていたから覚えていたのだそう。すごいですよね！役をめぐってけんかが起こることもしばしば…ですが、「じゃぁ順番でやろう！」と子どもたち同士で約束ごとを決める姿もありました。

そしてとうとう「おおきなかぶ劇場」が始まりました！（半分くらいはぬいぐるみのお客様でしたが…笑）途中登場人物が出てくる順番をめぐってケンカも起きましたが（笑）たんぽぽぐみらしい人形劇になりました♥

これはまた数日後の劇のタイトルがいつの間にか「おおきなかぼちゃ」になって上演されていました。もちろんすみれかぼちゃを使って。ぐりとぐらも登場していましたよ。劇あそびが大好きな子どもたち。今から発表会が楽しみですね！！
※すみれかぼちゃの話は「ぐりとぐらとすみれちゃん」という絵本からはじまった、すみれかぼちゃを使ったクッキングの話です。この話も盛り上がっていましたよ。