幼稚園の特色

 

みかんぐみだより2018年12月号

 

絵の具遊び

絵の具は絵を描いたり塗ったりする時のおなじみの表現方法の一つで、年長さんともなると上手に筆を使い、豊かな表現の絵を描いています。でもほとんどの子にとって絵の具とのふれあいが初めての年少さん。まずは思いっきり全身で絵の具と触れ合い、感触を楽しむ体験をしました。今回は筆を使っても良し、手足を使っても良し、ということで、自分で選びながら遊びました。

汚れてもいい服に着替えたら、靴下も脱ぎ裸足で外に飛び出します!目の前には園庭いっぱいに広げられた大きなダンボール。初めて見る光景にワクワクの表情のみかんぐみさんです。本当に手につけていいのかなぁ…?服汚れてもいいのかなぁ…?と最初はおそるおそる触っていた子も多かったのですが、時間が経つといつの間にかそんな事も忘れ、絵の具の面白さの虜になって遊んでいました。筆の面白さはもちろん、手につけてみるとにゅるっとした絵の具の感触に「きゃ~!」「ぬるぬるする~!」「わたしの手形はこれ!」と次第にダイナミックになってくるみかんぐみさん。終盤になると、用意していた絵の具も混ざり合い、「おばけの色~!」と混色の面白さを味わっていました。

最後は、体についた絵の具を落とすためにシャワーを浴びたのですが、順番を待っている間にも、肌についた絵の具が少しずつ乾いていきます。すると「先生!なんか体が固まってきた!」「パリパリしてきた!」と驚き、ちょっと焦ってきた子も(笑)これも全身を使って遊んだからこその気づきですよね。白い画用紙だと失敗したらどうしよう…と少し緊張してしまいがちですが、今回はダンボールですのでそんな心配は全く無く、そして汚れてもOKということで、体全部絵の具と親しんだみんな。これで絵の具が身近な表現方法の一つとなりました。これからもいろいろな手法で絵の具とのふれあいを楽しんで行こうと思います。

 

たのしいね

みて!みてー!

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