幼稚園の特色

 

あんずぐみだより2017年3月号

 

水族館作り

あんず組では「うみの100かいだて」や「うみの生き物1001のさがしもの」「だじゃれすいぞくかん」など、海にまつわる絵本を読むことが多く、子ども達も魚に関心を持ち始めていました。そんなある日のことMちゃんが「水族館に行って魚見たことあるよ」と話すと、「ぼくもある!」「楽しいところだよね~」と大盛り上がり!!

ですが、行ったことのないお友達ももちろんいて、話している内容がよくわからず、想像もつかない様子…。そこで、写真やイラストを使いながらわかりやすい図を作り、お部屋に貼っておいてみました。すると、「すごいキレイだね~…」「行ってみたいなぁ」と子ども達。でも一番近い水族館も、お散歩で行ける距離ではもちろん無く、みんなで行くわけにもいかず…。そこで、「水族館作ってみる?」と聞いてみたところ「作る!作る!」とみんな大賛成でした。でも、水族館と言ってもただ魚が泳いでいるだけでなく、色々なものがある場所です。水族館に何があるか、何を準備すればいいかみんなで話し合いました。その結果以下のものが必要で、分担して作ることに決まりました。各担当ごとに協力して作ることが出来るのは、クラスがひとつにまとまっている証拠。すごい成長です!それでは各担当ごとの様子をお伝えしますね。

不思議なメガネ作り

広げた青いビニール袋を何枚も天井から吊り下げ、トンネルを作りました。そこに2学期から作り始めていた魚たちを貼っていきました。そして今回はティッシュの箱の上と底の部分を切り、四角い筒状にし、上と底の部分にカラーセロファンを貼って周りを飾り付けしました。このメガネをかけてトンネルに入ります。

チケット作り

水族館に入るにはチケットが必要ということで、クレヨンで水族館にちなんだものを長方形の紙に描いてもらうことにしました。「たこ」「いか」「くじら」「くらげ」の絵など、海の生き物をたくさん描いていて楽しむ姿がありましたよ。

釣り堀

あんず組の水族館はただ見るだけでなく、魚と触れ合える場所としてつりぼりができる場所を作りました。魚はもちろん1人1本ずつ竿も作りました。さて、何匹釣れるかな?

カメラ作りといるか・サメ作り

なんと!いるかやサメと一緒に写真が取れるスポットも作りました!まずは空き箱をつなぎ合わせてカメラを作りました。スマホ風ではなく、本格的な一眼レフ風です!そして一緒に写るいるかとサメは折り紙を小さくちぎって貼り合わせて作りました。実はこの作業が一番大変でした!

水族館ごっこスタート

さて、それぞれの準備ができたので水族館ごっこスタートです。まずは受付でチケットを見せメガネをもらったら水族館へ入ります。メガネをかけてトンネルを潜ると、本当の海に入ったような感じ。不思議な感じです。「たこが泳いでる~」「貝もたくさん~」と嬉しそうな子ども達。トンネルをぬけると次は釣り堀コーナーに到着。なかなか釣れなかったり、2・3匹と大漁の子もいましたよ。最後はいるかさんとサメさんと一緒に記念写真。子ども達の声から始まった水族館ごっこ。子ども達発信だったからこそ、ここまで盛り上がり、納得行くものができたのだと思います。そんなところにもこの1年間の成長を感じた私たちなのでした。

 

すごーい!!

はい、ポーズっ

たこが泳いでる~

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